神楽団のご紹介

小河原火舞保存会は、明治初期に現在の広島市安佐南区西原地区の神楽団「西原十二神祇神楽保存会」に師事し、広島市安佐北区の小河原地区に創設された神楽団です。戦争やテレビの普及による中断もありましたが、100年以上の歴史を持つ地域の伝統芸能として受け継がれています。

小河原火舞保存会について

代表者名(役職)

萬ヶ原 伸二(会長)

住所

〒739-1754
広島市安佐北区小河原町

創設時期

明治初期

団員数

約30名

地元神社

小河原松尾神社

地元神社での上演時期

毎年10月

保持演目

十二神祇神楽

過去の上演実績

広域十二神祇神楽大会、あさきた神楽発表会、こうよう伝統芸能祭り、速谷神社秋季例大祭、多家神社春季例大祭、広島県緑化センター開園35周年記念イベント など

出張神楽上演

条件により上演可能です。

火舞の由来

小河原火舞保存会の名称にある「火舞」は、神楽と中国地方でも広島市の数か所にしか伝承されていない高さ10m以上にも吹き上がる手製の「吹火」と呼ばれる大花火を、地元小河原地区の氏神である松尾神社の秋祭りに奉納することに由来しています。

伝承する神楽

十二神祇神楽(安芸十二神祇神楽)

広島市安佐北区の小河原地区に伝わる神楽は正式には「十二神祇神楽(安芸十二神祇神楽)」と呼ばれています。

広島県には300を超える神楽団が活動しており、その種類も豊富で全国有数の神楽どころとして知られています。その中で広島県の旧安芸国南部(広島県西南部)の広島市・廿日市市・大竹市の全域に伝えられているのが十二神祇神楽です。

毎年の秋祭りの前夜祭に十二の演目を舞うことから十二神祇と呼ばれ、神事とともに演劇としての性格も持つ古い神楽です。広島県山県郡安芸太田町の芸北地域にあった古い神楽が、江戸時代の終わりころから明治にかけてこの地域に広まったと考えられています。

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