大鬼小鬼

大鬼小鬼おおおにこおに

悪を象徴する大鬼と小鬼が、世の中で暴れまわり人々を苦しめていました。その鬼を退治しようと、杵築大明神(きずきだいみょうじん)は弓と矢を持って鬼退治に向かい、戦い末に放った矢で一匹の小鬼を倒します。しかし大鬼の魔力により小鬼は生き返ってしまい、再び人々を苦しめます。そこで次は芝郎神(しばろうのかみ)が鬼退治に向かい、まずは小鬼を縄で縛り退治します。最後は大鬼を激闘の末に剣で倒し、天下泰平を迎えます。十二神祇神楽の中でも演劇的な色の濃い演目です。